6/16

2014.06.16 Monday

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    手紙





    はがきが届いた。

    はがきをくれたSさんは4年ほど前に靴を注文してくれた方。

    それから毎年2,3回ほど手紙のやり取りをしている。

    いつもこの手紙はとても嬉しい。




    先月でまる歩は丸6年を迎えた。

    それなりに靴作りの日々を重ねたけど、今でもすっと靴が作れることはない。

    教室でも注文靴でも新しく取り掛かるカルテを見る度に、う〜ん…と頭を悩ませてる。

    ラストを作れば、う〜ん…と唸り、型紙を作れば、う〜ん…と声が漏れている。

    6年間ずっと唸りっぱなしだ。



    そうやって日々を過ごしても物事が上手くいかないことが多い。

    上手くいかなかったことを見つめなおすのは当然だけど、なかなか心の体力を使う。

    もっと良くしたいという想いでクリアしていくのだけど
    時々、もう嫌だなと思う時がある。




    そういった時によく手紙を見返している。

    Sさんの手紙が一歩進ませてくれる。

    応援してくれる人がいるというのはとてもありがたいことだ。

    そういった方々にお返しできることはお礼を述べることと、
    より良い靴を作っていくことだと思っている。


    笑われるくらい大きな目標まで突っ走っていきます。



    Sさん。いつもありがとうございます。

























    5/25

    2014.05.25 Sunday

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      教えること。思考すること。


      「そちらに通えば自由自在に靴が作れるようになりますか?」

      靴作りを仕事にしたいと考えている人は意外に多いようで
      この質問を受けたのは1回、2回ではない。

      「知識や技術の出し惜しみはしていません」と答える。

      これを答として認めてもらえるかは分からないが、
      この答以上のものはないはずだ。



      3月から見習いとして一人、工房に通って来ている。
      彼はもともと教室の生徒さんだった。
      はじめからいつかは仕事として靴作りをしたいと考えていた。
      仕事を辞めて製靴専門学校に通った。
      彼は今、身内や友人の靴を作るところから自分の靴作りをはじめた。

      彼には仕事を手伝ってもらっている。
      そして、彼が作る上で分からないことがあればそれを教えている。

      教えるが、具体的なことは話さないようにしている。
      ヒントのみを伝えるようにしている。


      こうしたらいい。
      そのやり方はダメだ。
      そう伝えるのは早いし簡単だ。

      彼に必要なのはそのやり方がなぜ良くて、そのやり方が何故ダメなのか。
      それを考えることだと思っている。

      経験して失敗して何故が考えれるようになる。
      成功してよりいい方法はないか考えれるようになる。

      具体的なことを伝えて上澄みを掬うことしか出来ない。
      そんな風になってほしくない。
      上澄みは形を変える。底に沈むものが同じものだったとしても。
      大事なことは思考し続けることだ。
      考えて底にあるものを見抜くことだ。


      「教えるということは思考を奪う」と時に思う。
      それがいい時もあるし、それを望む時もある。
      だけど、できれば思考を奪わない余白のある教え方がしたい。


      「そちらに通えば自由自在に靴が作れるようになりますか?」

      思考し続けるかどうかはその人次第だと思っている。

      5/19

      2014.05.19 Monday

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        約4ヶ月放置していたここのレイアウトを変えた。

        hp代わりに使っていこうと思っている。

        これからも少しずついじっていきます。

        成長するってこと

        2013.06.27 Thursday

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          ふっと思う時がある。

          成長出来てるのかと。


          好きなカタチを嫌いになろう、と思う。

          もっと好きなカタチを作りださないと、と焦る。


          ゴールがあるかはわからないけど、
          目指すところまでいけるように。

          もっとスピードあげて成長していかないとな。

          5年の月日

          2013.05.04 Saturday

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            5月4日。 本日、まる歩は5周年を迎えました。



            靴を作るいつも通りの日でした。

            暖かな日差しが降り注いでいました。

            5年前の今日も同じように暖かな日やったのをよく覚えています。



            たかが5年。

            やけど一つの目標でもあった今日を無事に迎えられて嬉しく思います。


            この5年間を振り返れば一番に出てくる想いは、

            きつかった。

            それに尽きるのだと思います。



            自分のしていることが先に繋がるのか。

            自分の靴は誰かに受け入れられるのだろうか。

            日々、悩み。不安で葛藤の連続でした。



            でも、一度たりとも靴作りを辞めたいとは思わなかったです。



            自分が選んだ道やし、きついのは当然やし、
            それに8割方きついんやけど、残り2割の楽しさや嬉しさ。

            その楽しさや嬉しさの純度の濃さ。

            それが全てを乗り越える力でした。



            楽しさがある時、いつも生徒さんがいました。

            嬉しさがある時、お客さんの笑顔がありました。

            周りの多くの方に支えられて今があります。

            きっと自分の力なんて微々たるものです。

            ただただありがたいな、と思うのです。



            明日からも同じように靴を作ります。

            5年後も10年後も同じような日々を送れるように
            また頑張っていきたいです。



            いつもまる歩を応援してくれている方々。

            お客さんに生徒さん。

            周りの友人や親。

            そして流木人さん。

            本当にありがとうございます。

            明日からもまたよろしくお願いします。




            まる歩靴工房
            副田 健太郎






            23.24日を振り返って

            2013.02.26 Tuesday

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               23、24日に日本整形靴技術協会福岡大会に出席してきました。


              内容はと言うと、
              詳細を述べると誤解を与えそうなので控えますが、
              医学的な分野からの発表が多かったです。


              当然のことながら
              僕は医療の人間ではないので分からないことも多々ありましたが、
              とても興味深い内容で行ってよかったな、というのが一番の感想です。


              それと、日々靴を作っていると、
              「ここはこうした方がいいんやないか?」と思ったりすることがあるのですが、
              今回そういう部分のいくつかが、キチンとデータを元に発表されたりしていたのも
              とても面白かったです。


              普段、一人でやっている分、
              データを出して検証などは出来ないので
              企業さんの強みというものを改めて感じました。


              出席している方の多くは整形靴に携わる方、
              医療従事者、義肢装具士の方が多かったような気がします。

              そして、まる歩の様な靴作りを生業としている人は少なかったと思います。



              これはホントあくまでも僕が感じたことなのですが、
              靴というものが意外と取り扱われなかったな、と思いました。

              『こういう足の疾患がある→治療&整形靴とインソールで対応』

              そんな流れの発表が多かったのですが、
              整形靴、もしくは靴に掘り下げての発表は少なかったです。


              義肢装具士の方が、「義肢装具の学校で靴の授業は少ない」と言ってました。

              医療関係者が「靴を作れる人がもっと靴のことを教えてほしい」とも言ってました。


              靴作りの世界は独特で閉塞感があるな、と常々思っていましたが、
              改めてそう思いました。


              靴を作れる人がもっと広がっていって
              今回の様な学会で発表できるくらいにならないとな、と思いました。


              思うことは色々ありましたが、とても良い学会でした。



              最後に、誤解を与えないように。

              まる歩靴工房は整形靴を作る工房ではありません。

              あくまでも「履きやすい靴」を作る工房です。

              ここは大事なことなのでお伝えしておきます。


              マルホー・ピーターソンと呼ばれたい!

              2013.02.18 Monday

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                 昨日の話。


                昨日の夜、天神へ行きました。

                前日にタワレコに勤めてる友達から、
                「売り場にとてもいい特集が組んであるぜよ」というメールを頂いてましたので、
                そそくさとタワーレコード福岡店へと向かいました。

                友達はjazz担当。

                3Fにはわき目も振らず4Fへ。

                うきうきしながらエスカレーターで向かっていると
                目に飛び込んできたのは...


                『The Oscar Peterson Trio』


                オスピー!!!

                何故に今オスピーの特集なのかは分らんけど
                オスピー好きなんでこれは嬉しい!

                ということで昨日はオスピーを2枚購入




                walking the line






                tristeza


                まだあまり聞けてないですが、オスピーらしさ全開の2枚でした。

                ハネる!ハネる!!

                聞いててこんなにウキウキするピアノ、他に知らないです。

                しばらく工房はオスピー祭りで行きたいと思いますので
                どうぞよろしくお願いします(笑)


                それにしてもタワレコの他のコーナーも面白かったです。

                ザディコ特集があって欲しくなったり、
                ガブリエルなんとかさんの「Haven't we met」がとても素敵だったり、
                そして何よりも松崎しげるさんの「愛のボラーレ」のカバーがとんでもないくらいかっこよかった。


                タワレコさん、また素敵な特集をお願いします!!

                若さとは

                2013.01.21 Monday

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                  「モバイルファースト」という言葉があるんですよ。

                  webデザインしている知り合いがそう教えてくれた。
                  スマホが普及してwebをパソコンよりも携帯端末で見ることの方が最近は多いらしい。

                  ふむふむ。すんごい分かる!
                  僕も近頃やと1週間に1回程度しかパソコン立ち上げてない気がするもん。

                  パソコン立ち上げる時はブログ書こうって時なんやけど、
                  如何せん日々の作業のことはもっぱらfacebookにスマホから投稿しとるし、
                  正直、ブログに何書こうって思うもんね。

                  もちろん靴工房のブログなんで靴のことが中心なんやけど、
                  facebookとの差別化も含めて、今日は靴以外のことも書くことにします!!
                  (改めて言わなくても今までさんざん書いてきたけど)





                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                  「若いですよね?」とよく言われます。

                  どの場面でかと言うともちろん工房で。

                  注文のお客さんやったり修理のお客さんやったり
                  取材の方やったり。

                  とりあえず初めて工房に来た人には高頻度で言われます。



                  多分ですけど、靴職人っておじいさんのイメージがあると思うんですよ。

                  白髪でひげ生やしたおじいさんが金槌で靴をポンポン叩いているイメージ。

                  そのイメージを持って工房のドアを開けたら、
                  そこにいるのは、24才の若者に「えっ!絶対僕より年下と思ってた」と言われた
                  男がいるわけですよ。

                  それは「若いですよね?」と聞きますよ。




                  しかし、果たして「若いですよね?」の問いにどう答えればいいのか。

                  そりゃそのイメージからしたら「若いです!!!」って話なんですけど、
                  実際の年齢が若いのかって言われたら「若いです」と即答出来る年やない気もするし。

                  そのイメージに添って「若いです」と答えるべきなのか。

                  そもそも、工房構えてる年齢としては若いですよね?って
                  意味で質問してきていたらどうしよう。

                  それはそれで若いのか?

                  ってか若いってなに。。。

                  わっからーーーん!!!!!!

                  という風に最近なっております。

                  よって中途半端に「どうでしょう〜」なんて返事したりしてます。

                  なんか失礼な返事な気もするけど、
                  頭の中、若さってなに大渦が出没しているとこなので許して下さいね。




                  そもそもお前、年いくつだ?とお思いの方いるでしょう。

                  とりあえず今日のところは秘密にしておきたいと思います。

                  てへっ(若さアピール)



                  facebook まる歩靴工房ページ
                  日々の作業なんかを紹介中。(なるべく)毎日更新してます。

                  2012おしまい

                  2012.12.30 Sunday

                  0
                     昨日、今年最後の教室と仕事納めでした。

                    今日から3日までお休みを頂きます。






                    最後の教室ではライニングと中底を縫いつけたり、








                    ラストの修正したり。

                    各々しっかり作業したり、楽しく話したり。

                    いつも通りの時間が流れました。

                    こういう時間があること。皆さんのおかげです。


                    教室の生徒さん。今年も楽しい時間をどうもありがとうございました。

                    来年もよろしくお願いしますね。



                    そして、注文靴のお客さんやお世話になった方々。

                    今年もお世話になりました。

                    よいお年を。



                    まる歩靴工房
                    副田 健太郎

                    集い

                    2012.11.27 Tuesday

                    0
                      昨日は福岡にいる専門学校の卒業生のちょっと早目の忘年会でした。


                      福岡で靴を作っていると、
                      作り易い環境にいるなと思うことがあります。

                      こうやって同じ学校の仲間もいるし、
                      それ以外の靴の仲間もいる。

                      問屋さんも福岡にはあるし。

                      恵まれてるな、とつくづく思うのです。


                      それでもやっぱり地方だとなかなか大変な部分もあるので、
                      周りの皆ともっと連携取って
                      もっともっと靴作りがしやすい環境になればいいなと思うのです。

                      そしてそんな環境にしていかんとね。

                      楽しい楽しい夜でした。



                      ちなみに専門学校は東京です。