泉くん

2017.07.13 Thursday

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    写真は私でなく泉君が作った靴。

     

    泉君は去年から今年の1月までまる歩でアシスタントしてくれていた方です。

     

    もともと教室の生徒さんで、毎月通っては一生懸命作っていました。

     

    その後、アシスタントで入ってもらうことになりました。

     

    勉強熱心な人なので、教室だけでラスト作りも含め1から靴を作れるようになっています。

     

    そんな彼は今は滋賀県の靴の会社にいます。

     

    その会社は面白そうと私も以前から思っていたし、話を聞くと彼にとってもとても面白い様子。

     

    きっと色々なことを吸収して、よりステキな靴を作れるようになるんだろうな。

     

    がんばってね。

     

    写真の靴は木型から作り直してハンドソーンで製作した最近作った靴らしくて、

    うちにいた時よりも彼らしい靴になっているのが嬉しかったですね。

     

    学んで吸収したらそぎ落として新しいエッセンスを取り入れて、

    そうやってその人なりの靴が出来ていくんだろうな。

     

    そぎ落とすってのは難しいけど。

     

     

     

     

    教室の風景

    2017.07.12 Wednesday

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      教室のことをあまりお知らせしていませんでした。

       

      写真撮り忘れることが多いからかな。

       

      ちゃんとやっていますので笑

       

      教室がどんな感じでやっているか生徒さんのFさんの写真で追ってみましょう。

       

       

       

      ベビーシューズを作ることにしたFさん。

       

      ラストに作りたいデザインを書き込みます。

       

      その後、ラストを平面化したゲージと呼ぶ紙にデザインのラインを書いていきます。

       

       

       

       

       

      ゲージにラインが書けたら型紙を作っていきます。

       

       

       

       

       

      型紙に狂いがないか、紙でチェックします。

       

      思った通りのラインになるにはコツが必要です。

       

      違った部分は型紙を修正します。

       

       

       

       

       

      出来た型紙をもとに革を裁断していきます。

       

      Fさんの水筒はピンク。

       

      かわいいですね。

       

       

       

       

       

      そして、気づいたら完成です。

       

      間の作業は見事に写真撮り忘れてます。

       

       

       

       

       

      ベビーシューズの前はパンプスを作っていました。

       

      次は内羽根を作るのでラストを修正します。

       

       

       

       

      足の計測表を確認しながらラストに肉盛りしていきます。

       

      ラストのキレイさと足の動かしやすさを考えて。

       

       

       

       

       

      次の教室ではラストが完成してるかな。

       

       

       

      教室の内容は皆さん同じではんくて人によってバラバラです。

       

      ガッツリやりたい人、出来るところだけやりたい人、それぞれです。

       

      その人なりに楽しく過ごしてもらえればそれが一番だと思っています。

       

      こだわりとは

      2017.07.05 Wednesday

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        先日のこと。

         

        以前、納品したお客さんから「作ってもらった靴がきついから調整してほしい」とご連絡がありました。

         

        長時間履かないと分からないものですし、こういうことは当然あります。

         

        なので、当然調整します。

         

        インソールで調整することもあるし、ストレッチャーを使うこともあります。

         

        やり方は色々ですね。

         

         

        この方からの連絡は少し考えさせられるものでした。

         

        というのも、納品した際に、私としてはジャストフィットしていると思いました。

         

        正直、毎回これくらいピタッと作れるようになりたい、と思ったほどです。

         

        調整する際に履いているところを確認した時もジャストフィットだなぁと思いました。

         

        ただ、お客さんにとってはキツイ靴、それが現実です。

         

         

        おそらくですが、同じくらいのフィット感の靴を私が履けば、それは満足いく1足だと思います。

         

        普段から足に合わせた靴を履きなれていますから。

         

        同じように普段から足に合わせた靴を履いている人には、もしかしたら好評の1足だったかもしれません。

         

        より足に合わせようとこだわった1足だと思うのかもしれません。

         

         

        こだわりは大事。

         

        でも、そのこだわりが誰の為なのか。

         

        もしかしたら自分本位なものになっていないか。

         

        冷静に判断しないといけないな、と気づかされました。

         

         

        「足」という部位にこだわりすぎると、視界が狭くなって大事なものを見失う。

         

        靴を履いて歩く。靴を履いて生活する。

         

        靴は主役でなく、その人の生活を支える日常の物。

         

        こだわるべきは靴を履くその人に対して。

         

         

        きっとそれは難しいことで、答なんてないのかもしれません。

         

        難しいからやらないのか、難しいことを楽しむのか。

         

        心の持ちよう一つ。

         

        常に後者を取れるようになりたいものです。