もやっとする

2017.06.21 Wednesday

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    写真は先日納品した靴たち。

     

    カップルでご注文頂きました。

     

    まる歩の靴でぜひデートに出かけてほしいですね。

     

    ありがとうございました!

     

     

    ずっともやっと思っていることがあって、

    果たしてそれをここに書くかどうか迷っていたのですが、

    ずっともやもやしているので書く笑

     

     

    とある靴の専門学校を卒業した方が靴作りを習いに来ています。

     

    理由は、習ったけど靴が作れないとのことです。

     

    その学校の作り方は以前から伝え聞いていたので、まぁそうだろうな、と思いました。

     

    その方がやりたいことと、その学校の教えている内容が乖離しているのも一つの原因だと思っています。

     

     

    『靴のプロを養成する』という言葉はまる歩でもそうだし、他の学校でもよく使います。

     

    この時のプロってどういうプロなのか。

     

    やっぱりここをもう少し掘り下げておかないとやりたいことと学ぶことに隔たりが出来るのではないか。

     

    靴を直すリペアも靴のプロだし、シューデザイナーもプロ。既製靴のブランドを起こす人もプロだし、個人の職人もプロ。

     

    靴作りを教える人も靴のプロでしょうしね。

     

    靴の何のプロを養成するのか。きちんと示す必要があります。

     

     

     

    前にも書いたかもしれないけど、靴を作らない人が靴作りを教えるのは私は嫌いです。

     

    どこかの学校を出て、その学校のやり方通りに教えたら、靴作りだって案外簡単に教えることが出来ます。

     

    なんたって相手は初心者。習った内容が役に立つのかどうか判断がつかないですから。

     

     

    自分の靴作りの良いところと悪いところを把握して、より良いものにしていくには自分で作り続けるしかないと思ってます。

     

    それをせずに人に教えていると、役に立たない技術の伝え方が上手くなるだけだと思っています。

     

    習った後にその人が靴を作るか作らないかはその人の自由です。

     

    ただ、習ったけど作れないなんて無責任なことがないよう一層気を付けていこうと、兜の尾を占めます。

    R's cafeでの受注会

    2017.06.09 Friday

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      今年は数年ぶりにサンダルを作ったのですが、ありがたいことに沢山の注文を頂いてます。

       

      サンプルは帆布で作っているのですが、革でお願いという方も多いです。

       

      革で作った方がしっかりした感じになりますね。

       

      白と黒は毎年定番にしようかな。

       

       

      さて、明日からR's cafeさんでの受注会です。

       

      今年で3回目。

       

      毎年楽しみな受注会。

       

      のんびりしながら靴も見てもらえたら嬉しいです。

       

       

      R’s caféさんでの受注会

      10日 10時~19時
      11日10時~18時
      筑紫野市原田6-5-5
      JR原田駅の目の前です。

      カタチにすることはただの始まり

      2017.06.01 Thursday

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        26日から31日まで北陸に行ってきました、とブログを書こうと思ったら、

        先月書こうとしてた下書きがあったのでそちらから。

         

         

        インソールとフィッティングについて

         

        先日、以前靴を注文してくれた方が靴を調整してほしいと工房にお見えになりました。

         

        具合を聞くと、右足の裏に違和感があるとのこと。

         

        足裏の体重のかかり方を計測した用紙を取り出してみると、外側の一部分に圧がかかっています。

         

        その方の右足は外側に体重がかかっている状態で、その一部分に違和感があるということでした。

         

        もともとはじめにお渡しした際にインソールは内側にも体重がかかるように調整していました。

        (専門用語ですが、歩くときは回内と回外という二つの動作を行っています。
        過回外でしたので、回内するようにインソールを作っていました)

         

        色々と試して最終的には中敷を一部分削り、違和感は解消されました。

         

        まる歩はNPO法人オーソティックスソサエティーのフットケアトレーナーのC級ライセンスを持っています。

         

        スポーツ用品店や整骨院などでも販売されているソルボという中敷を足に合わせて作れる資格で、

        リハビリなどの医療関係者が取得していることが多いものです。

         

        数日後にフットケアトレーナーのA級ライセンスを持っている理学療法士の方が靴を習いに来ているのでその話をして、

        アドバイスをもらいました。

         

        外側荷重から内側にも体重がかかるようにしたい。

         

        それによって外側の圧が減り違和感を取り除く。

         

        考え方が一緒でもその方と私ではやはり技術に差があり、私には思いつかなかったやり方も教えてもらいました。

         

        とても勉強になりました。

         

         

        さてさて、これははたして注文靴の分野なのかどうか。

         

        そんなことも考えました。

         

        処置として靴には何もしていないわけです。

         

        私は靴とインソールはセットと考えていまし、健全に歩けることが正解だと思っています。

         

        インソールに限ったことではないですが、作った靴を履いて、違和感があるときに修正できるかどうか。

         

        どこに原因があって、どう対処すべきなのか。

         

        それは注文靴を生業としていくには必須なのだと思います。

         

        靴をカタチにするのが仕事なのか。

         

        靴を履けるように作るのが仕事なのか。

         

        似ているようで大きな違いがそこにはあります。